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2017年1月31日 (火)

JAET全国大会佐賀大会で公開授業を見学 ― 佐賀市立西与賀小学校 ―

2016年10月14日~15日まで、佐賀県で開催された、全日本教育工学研究協議会(JAET)全国大会佐賀大会に参加しました。
佐賀市内の5つの学校で行われた公開授業のうち、佐賀市立西与賀小学校(今泉弘校長)で、3年生の理科の実験の授業(担当:瀬戸勝尚教諭)を見学させていただきました。

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「形を変えると重さはかわるのか?」ということについて、瀬戸先生は、二つのペットボトルの一方をつぶして重さを手で比べさせるなど、さまざまな考えるヒントを投げかけていきます。「つぶしたら変わったよ」「いや変わらない気がする」など、児童は自分の考えをさまざまに主張していき、そのやり取りからは、ワクワクが伝わってきました。
まず児童は自身で考え、意見をまとめます。(自力解決) 
次に近くの友達とお互いの意見をやり取りします。(協働学習「学びタイム1」) 
そして、最終的にはクラス中の友達の考えと見比べます。(協働学習「学びタイム2」) 
そのようにして議論を深めながら授業が進みました。
そこにはICT機器がごく自然な形で活用されていました。
児童が分かったことや考えを書込むのはデジタルノートブック。
また、自分の意見の表明も協働学習支援ソフトを通じてこの端末から行いました。

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先生は児童全員のノートブックの中身や進捗状況を教卓のPCで把握されていました。
そして、黒板脇に置かれた超短投写プロジェクター一体型電子黒板は、いろんな意見(ノート)や、児童みんなの意見((変わるとおもう)(変わらないとおもう))の一覧などを、大きく見やすく伝えていました。

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公開授業の後、全体会で、同校の取り組みについてご紹介いただきました。
本年度は、「自力解決に挑み、追求する児童の育成~さぐる過程で思考力を育む学習活動のあり方~<ICT利活用の視点を取り入れて>」という研究主題のもと、特に「さぐる」過程にフォーカスし、各教科においてICT機器を利活用した、児童同士が学びあう協働教育の追及が行われているとのことでした。
今回の授業もその研究の成果だと思いました。

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また、授業では、児童がICT機器を使いこなし、とても丁寧に扱っていることにも感心しました。
毎年、5~6月に、1年生全員を対象に「タブレットびらき」を行い、機器の使い方を正しい持ち方からしっかりと教え込むのだそうです。
見事に実践されていました。
そして、前年度の児童対象アンケートでは、実に91.2%の児童が「電子黒板やタブレットPCを使った授業はわかりやすい」と回答しているとのことでした。

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佐賀大会ホームページ:http://www.jaet.jp/convention/2016/index.html
佐賀市立西与賀小学校ホームページ:http://cms.saga-ed.jp/hp/nishiyoka-e/home/homeMain.do

≪第3プロジェクト 日立マクセル株式会社光エレクトロニクス事業本部 土井将弘≫

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