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2009年1月 7日 (水)

北海道千歳市立富丘中学校 理科(授業と実験)

北海道千歳市立富丘中学校(墓田充泰校長)の大西智彦先生による3年生の理科の授業を見学させてもらいました。「運動とエネルギー」の中の速度の変化をイラストやストロボ撮影の映像を効果的に使って説明しています。それらの図や映像に電子黒板を使って書き込むことにより、とてもわかり易い授業になっています。また、実際に班に分かれての実験も組み合わされています。50分授業とは思えない、とても中身の濃い授業でした。

北海道千歳市立富丘中学校(墓田充泰校長)の大西智彦先生による3年生の理科の授業を見学させてもらいました。「運動とエネルギー」の中の速度の変化をイラストやストロボ撮影の映像を効果的に使って説明しています。それらの図や映像に電子黒板を使って書き込むことにより、とてもわかり易い授業になっています。また、実際に班に分かれての実験も組み合わされています。50分の短い授業ですが、とても中身の濃い授業でした。

単元は、「運動とエネルギー」です。今日は2時間目の授業で、移動や設置が簡単な電子黒板「StarBoard」http://hitachisoft.jp/products/starboard/のポータブルタイプを使いました。最初に前回の復習を行いました。前回の時は電子黒板を使った授業に生徒がすっかり興奮してしまったとのことです。今日は慣れたので生徒も落ち着いているだろうと大西先生はおっしゃっていました。教育同人社発行の「理科教材付録」についているイラストを使い、ボールのいろいろな運動を示す図を使って説明しています。電子黒板を使うと、瞬時にイラストが表示でき、その上に書き込んでいくのでとてもわかりやすく説明ができます。
http://www.japet.jp/dai3/20080612_01.wmv

Hitachi1

Hitachi2

Hitachi3

次に実験に備えて、台車と記録テープを使った場合の話に移ります。等速の時や速度が速くなる時にそれぞれどのように記録されるかを説明し、さらに打点の数から速度を計算してみました。また、紙テープを5打点毎に切り、棒グラフを作ることで速度の変化がわかるということも説明していました。
http://www.japet.jp/dai3/20080612_02.wmv

Hitachi4_2

Hitachi5_2

さらに、イラストだけではなく、実際に台車を使って動きを見せます。実際に斜面を転がっていく所を見て、速度が上がっていく様子を体感します。

Hitachi6

しかし、本当に速度が上がっているのかをどうやって確認すればいいのでしょうか。そこで、台車が転がっていく様子を撮った動画を電子黒板で見てみます。実際の速度だけでなく、スローモーションでも再生してみます。さらに、ストロボ写真で途中を記録した動画を見て、そこに位置を書き込むことにより、速度の変化がはっきりわかりました。
http://www.japet.jp/dai3/20080612_03.wmv

Hitachi7

今度は斜面の傾きを変えて、勾配がきつい時も同様に見てみます。

Hitachi8

最後に電子黒板で、先ほどの勾配がゆるい時の画像と今回のきつい時と両方のストロボ写真を表示し、位置を書き込んで比較をしてみます。勾配がきつい時がより速度が速くなることがはっきりとわかりました。

Hitachi9

このように、速度の変化という今回の授業のテーマを図や動画を使って繰り返し説明し、さらには実際の実験の様子を示すことにより、生徒に確実に理解させていました。電子黒板を使う事により、短時間で豊富な例を使ったわかり易い説明をすることができました。
次は実験の説明です。実験で紙テープに記録をとり、それをグラフにする様子をアニメーションで示します。これは、千歳市の小中高大連携により、千歳科学技術大学の学生が作ったコンテンツです。実験で行う事をとてもわかりやすく表示しています。
http://www.japet.jp/dai3/20080612_04.wmv

Hitachi10

いよいよ実験です。
6つの班に分かれて、それぞれがゆるい勾配の時ときつい勾配の時の2本のテープをとります。授業の前半の丁寧な説明で皆やるべき事を理解している様子でした。お互いに役割を分担して協力し合い、楽しそうにデータを取っていました。最終的に全員が勾配がゆるい時、きつい時の2本の紙テープを手に入れることができていました。チームワークの良さに驚いてしまいました。
http://www.japet.jp/dai3/20080612_05.wmv

Hitachi11

Hitachi12

たった50分の授業でもこれだけ密度の高い授業ができる事に改めて感心させられました。大西先生の生徒を惹きつけるわかり易い説明と上手な授業運びで、とても活気のある授業でした。生徒が皆とても楽しそうにしていたのがとても印象に残った授業でした。

大西先生は電子黒板を使い始めたばかりだったのですが、図や動画を瞬時に表示し書き込むことができるという電子黒板の良さを生かした授業をしていました。授業の流れがとても自然で、先生が日頃作られている授業イメージに対し、道具としての電子黒板をとてもうまく当てはめたというように思います。今後も新しい要素や工夫を授業に取り入れたいとのことで、また新しい授業事例としてこのブログでご紹介したいと思います。

文責:日立ソフトウェアエンジニアリング(株) IMS本部 中駄 康博

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